eclipseの最近のブログ記事

気付いたらEclipse 3.7 Indigo がリリースされてましたね。

ほぼ1年サイクルで新バージョンがリリースされているので、開発に使用しているEclipseはあっという間に古くなってしまいます。

さて、一般的にEclipseをダウンロードしようとしたときは下記のオフィシャルサイトにアクセスしている方がほとんどかと思います。

http://www.eclipse.org/ (英語)

上記サイトでは、最新版のダウンロードは比較的目立つのですんなりとダウンロードできます。
しかし、以前の開発で、私がかなり古いバージョンのEclipseが必要になったときに、リンクが非常にわかり辛いためダウンロードまで苦労した経験がありました。

そこで、今更ですが(最新版のIndigoもリリースされたということで)Eclipseの古いバージョンをダウンロードする方法について、ご紹介します。

 

1.「Eclipse Downloads」画面で、「Older Versions」をクリックします。

  このリンクがわかり辛いので苦労しました。
old_eclips1.jpg

 

2.比較的新しいバージョンの場合はこの時点で選択できるので任意のバージョンをクリックしてダウンロードします。

old_eclips2.jpg

old_eclips3.jpg

 

3.古いバージョンの場合は、「Archived Eclipse Platform Releases」をクリックします。

 ※表示順は新しいバージョンがリリースされると変わる場合があるようですが、その場合でも「Archived Eclipse Platform Releases」をクリックします。 old_eclips4.jpg

old_eclips5.jpg

 

【補足】

比較的新しいバージョンであれば、1の「Eclipse Downloads」画面右下にもリンクがありますので、そちらからダウンロードが可能です。 old_eclips6.jpg

※Helios(3.6)のダウンロードはなぜかIndigo(3.7)のダウンロードページに行ってしまいました(2011/06/26現在)

eclipse(Helios)にSubversiveプラグインをインストールする

昨年に、Flex Builder 3 + Redmine + Subversion の開発環境構築手順 その1Flex Builder 3 + Redmine + Subversion の開発環境構築手順 その2Flex Builder 3 + Redmine + Subversion の開発環境構築手順 その1という記事を書いたのですが、Flash4もリリースされ、さすがにFlex Builder 3は古くなってきたな~と実感しています。
本来ならばFlash4 Builder でRedmineの開発環境構築手順をまとめたいところなのですが、結局ベースはeclipseということで、eclipseの最新バージョン(2011年1月現在)であるHeliosにてRedmine + Subversion の開発環境構築手順をやってみました。
以下、そのときの手順を紹介しますが、1回の記事にするには長いため、Flex Builder 3のときと同じように3回に分けたいと思います。

まずは、その1として、eclipse(Helios)にSubversiveプラグインをインストールしてみました。


【前提条件】
・Redmine、Subversionはインストール、設定済みとします。

【環境】
・Windows 7 Ultimate 64bit
・eclipse(Helios) 64bit

1.メニューバーの 「ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール...」 をクリックします。eclipse_Redmine01.jpg

インストール画面が表示されます。

2.作業対象「Helios - http://download.eclipse.org/releases/helios」を選択し、下記のインストールするソフトウェアを選択し[次へ]ボタンをクリックします。

  • Subversive SVN 統合 Mylyn プロジェクト
  • Subversive SVN チーム・プロバイダー

eclipse_Redmine02.jpg

※この画面では、フィルターを「Suvbersive」で表示を絞り込んでいます。

3.次へボタンをクリックします。eclipse_Redmine03.jpg

4.「使用条件の条項に同意します(A)」を選択し、完了ボタンをクリックします。eclipse_Redmine04.jpg

インストールが開始されますので、しばらく待ちます。

eclipse_Redmine05.jpg

5.Restart Nowボタンをクリックし、eclipseを再起動します。eclipse_Redmine06.jpg

再起動時に、SVN Install Conectors 画面が表示されます。

6.「SVN Kit」を選択し、完了ボタンをクリックします。eclipse_Redmine07.jpg

暫く待ちます。

eclipse_Redmine08.jpg

7.次へボタンをクリックします。eclipse_Redmine09.jpg

暫く待ちます。

eclipse_Redmine10.jpg

8.次へボタンをクリックします。eclipse_Redmine11.jpg

9.「使用条件の条項に同意します(A)」を選択し、完了ボタンをクリックします。eclipse_Redmine12.jpg

インストールが開始されますので、しばらく待ちます。

eclipse_Redmine13.jpg

警告が出たら、OKボタンをクリックします。

eclipse_Redmine14.jpg

10.Restart Nowボタンをクリックし、eclipseを再起動します。eclipse_Redmine06.jpg

 

以上で、Subversiveのインストールが完了します。

次回はMylynの設定をしてみたいと思います。

 

前回の記事で、GAEを開発するための準備を整えました。
さっそくGAEで"Hello World."を出力するアプリケーションを開発してみることにします。
GAEで "Hello World."の記事ですが、大きくなるので3回に分けています。
第2回目は、『Google App Engine SDK for Python』のプロジェクト作成⇒ローカルでのテストまでの作業です。

 

eclipseでGAE for Python用プロジェクトを作成

1.パッケージエクスプローラー上で、マウスを右クリックし「新規 > プロジェクト」を選択します。
メニュー「ファイル > 新規 > プロジェクト」でも同じです。

Python_GAE_01.jpg


2.「Pydev Google App Engine Project」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

Python_GAE_02.jpg


3.プロジェクト名、文法バージョン、インタープリターを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

Python_GAE_03.jpg

プロジェクトタイプ Python
文法バージョン 2.6
インタープリター

Python2X

文法バージョン、インタープリターについては、過去の記事「eclipseでPython開発を行ってみる」を参照してください。
 現在Python3については未検証です。

4.[参照]ボタンをクリックします。

Python_GAE_04.jpg


5.前回の記事でインストールした、「Google App Engine SDK for Python」をインストールしたフォルダーを指定します。

Python_GAE_05.jpg


6.[次へ]ボタンをクリックします。

Python_GAE_06.jpg


7.プロジェクト名、テンプレートを指定して[完了]ボタンをクリックします。

プロジェクト名は「helloworld」です。(理由は「設定ファイルの編集」で後述しています)
テンプレート名は目的次第ですが、今回は「Hello World」を選択します。

Python_GAE_07.jpg


下記のようにGAE for Python用のプロジェクトが作成されます。

Python_GAE_08.jpg

 

リクエストハンドラの編集

「eclipseでGAE for Python用プロジェクトを作成」で作成された helloworld.py を編集し、リクエストに応答し「Hello world」と出力するCGIプログラムを作成します。
といっても、最低限のソースコードはテンプレートで自動的に作成してくれていますので、中身を確認するだけです。
helloworld.py は下記内容になっています。

print 'Content-Type: text/plain'
print ''
print 'Hello, world!'

 

設定ファイルの編集

「eclipseでGAE for Python用プロジェクトを作成」で作成された app.yaml を編集します。
このファイルも既にテンプレートが作成してくれていますので、中身だけ確認します。
app.yaml は下記内容になっています。

application: helloworld
version: 1
runtime: python
api_version: 1

handlers:
- url: /.*
  script: helloworld.py

※application と script で指定する名前は同じにしないとうまく動作しないようです。

設定ファイルの詳細は下記URLを参照してください。
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/python/config/appconfig.html

 

動作確認

まずはローカルで動作確認を行います。
コマンドプロンプトで下記のコマンドを入力します。

> dev_appserver.py helloworld/

※実行時は、Pythonインタープリター、Google App Engine SDK for Python のパスを確認してください。
helloworld/ の部分は、実際に開発を行っている helloworld.py が存在するフォルダー名を指定します。
 私の環境はWindowsで、eclipseのworkspace をCドライブ直下に作成していますので「C:\workspace\HelloWorld\src」でした。
 この場合のコマンドは dev_appserver.py C:\workspace\HelloWorld\src となりました。

テスト用Webサーバーが起動したら下記のURLで実際に「Hello World」が出力されることを確認します。
http://localhost:8080/

※使用するポートの変更などを行いたい場合、下記URLに詳細が記述してありますので参照してみてください。
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/python/tools/devserver.html

 

次回の記事で実際に、GAE上で"Hello world."を出力するところまで行ってみています。そちらも参照してみてください。

GAEで "Hello World." その3

Python、eclipseへのPyDevプラグインのインストールが終わったので、実際にeclipseで簡単なPythonプログラムを作ってみようと思います。

【参考:過去のブログ記事】
Pythonのダウンロード:http://www.brainchild.co.jp/blog/develop/2010/08/python-download.html
Pythonのインストール:http://www.brainchild.co.jp/blog/develop/2010/08/python-install.html
eclipseにPython開発環境(PyDev)を構築する:http://www.brainchild.co.jp/blog/develop/2010/08/python-eclipse1.html

今回は、定番中の定番「Hello world.」をコンソールに出力するプログラムを開発してみたところまでを記述しました。

eclipseでPython開発を行うための設定

1.eclipseのバースペクティブを「PyDev」に切り替える。

p_eclipse_install_9.jpg

p_eclipse_pydev_1.jpg

2.メニュー「ウィンドウ > 設定」をクリックし、設定画面を表示します。

p_eclipse_pydev_2.jpg3.設定画面から、「PyDev > インタープリター - Python」を選択し、[新規(W)...]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_3.jpg

4.「インタープリター名」、「Pythonの実行ファイル」 を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_4.jpg

インタープリター名 (任意) ※1
Interpreter Executable (Pythonインタープリター名) ※2

※1 インタープリター名は、Pythonのバージョンにしておいたほうが無難だと思います。
※2 下記の記事で紹介したPythonの実行ファイル名
Pythonのインストール:http://www.brainchild.co.jp/blog/develop/2010/08/python-install.html

5.選択を確認して、[OK]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_5.jpg

6.設定画面に戻ります。Pythonインタープリターが追加されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_6.jpg

ここまでで、eclipseでPython開発を行うための必要最低限の設定が終了です。
準備が出来たので、簡単なプログラムを作ってみます。

Hello Worldプログラムの開発

1.Pythonプロジェクトを作成します。メニュー「ファイル > 新規 > PyDevプロジェクト」を選択します。

p_eclipse_pydev_7.jpg

2.プロジェクト名、文法バージョン、インタープリター を指定して[完了(F)]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_8.jpg

設定項目 Pythonのバージョン
2 3
プロジェクト名 (任意)
文法バージョン 2.x 3.0
インタープリター (Pythonインタープリター名) ※

※Pythonの各バージョンにあったインタープリターを設定していることが前提です。
  (この記事内「eclipseでPython開発を行うための設定 3~6」を参照ください。

3.作成されたプロジェクトの「src」フォルダーを右クリックしてメニューを表示し、「新規 > PyDevモジュール」を選択します。

p_eclipse_pydev_9.jpg

4.「ソースフォルダ」、「パッケージ」、「名前」を入力して[完了(F)]ボタンをクリックします。

p_eclipse_pydev_10.jpg

5.4で作成した「HelloPython.py」に下記プログラムを記述します。

Python2、Python3で標準出力の記法が違いますのでご注意ください。

  • Python2のソース
print "Hello Python world."
  • Python3のソース
print("Hello Python world.")

6.「HelloPython.py」を選択した状態で、メニュー「実行 > 3Python 実行」を選択します。

p_eclipse_pydev_11.jpg※「HelloPython.py」を選択し、右クリックして表示されるメニューでも同じです。

コンソールに実行結果が出力されます。

p_eclipse_pydev_12.jpg
ここまでで、Pythonプログラムを開発をするための下地ができました。
今後は、更にレベルの高いPythonプログラムを開発したいと思っています。

1

このブログについて

このブログは吉祥寺にあるブレインチャイルド株式会社の社員で投稿しています。
業務ではまってしまったことや発見したこと。
自分達で新たに学習してみようと思って勉強し始めたことなどを綴っています。
こんな社員が働いているブレインチャイルドに興味がわいててきたなら、是非お問い合わせください。
会社案内
求人案内
先輩のコメント